せっかく独自の強みがあるのに
伝わっていないのはもったいない

株式会社十川ゴム 様

産業用のゴム製品や合成樹脂製品のメーカーとして高いシェアを獲得し、100年にわたってさまざまな産業を支えている株式会社十川ゴムの井田様にお話をお伺いしました。

株式会社十川ゴム 様

課題・悩み

100周年を迎えるにあたって、十川ゴムの研究開発に関する取り組みを多くの方に知っていただく必要があった。

矢印

効果・結果

プレゼンやWebサイトなどで幅広く活用。見た人に「こんなこともやっていたのか」という驚きや気付きを与えられた。

やりたいことをどれだけ汲み取ってくれるかが選定のカギ

まずは貴社の事業内容について教えてください。

当社は産業用のゴム製品や合成樹脂製品のメーカーで、自動車、家電、住宅設備に重機械、医療機器、船舶、農業、レジャーに至るまで数多くの業界に製品を共有しています。特に皆さまが通勤で使われる電車の「列車用エアーブレーキホース」では非常に高いシェアを獲得しています。わたしたち研究開発部は当社の製品開発を担う部署として、日々お客様の課題や悩みをお伺いし、それらを解決する製品を開発・ご提案しています。

株式会社十川ゴム 様

動画を制作しようと思ったきっかけは何でしたか?

十川ゴムが2025年で100周年を迎えるということもあり、新たなチャレンジが社内で模索されていました。当社の研究開発は他社に比べても非常に対応範囲が広く、課題のヒアリングからそれを解決する製品のご提案まで、お客様と密にやり取りしながら二人三脚で進めていくのが特長です。他社にはない独自の研究開発スタイルではあるのですが、それをうまくアピールできておらず「せっかくやっているのにもったいない」状態となっていました。同時にコーポレートサイトリニューアルの話も進んでいたため、研究開発部の取り組みを動画で紹介して自社サイトにも掲載してはどうかという話になり、動画を検討し始めました。

数ある会社の中でなぜ弊社を選んでいただけたのですか?

今回のプロジェクトは「固定観念にとらわれない柔軟な考え方が必要」という考えから、業者の選定から決定まですべて若手社員に任せ、管理職は口出ししないことをルールに進めていました。御社も含めていくつかの会社にご相談して企画書を出していただきましたが、その中で「当社のやりたいこと」が最も汲み取られていた点が御社の企画書だったことが決め手になりました。実績も含めて完成形のイメージが明確になったことも後押しになったと思います。報告を受けた後に私も企画書を確認しましたが、担当者が御社を選んだという選択はよく理解できました。

先進性だけでなく十川ゴムならではのアナログな魅力も伝えていく

制作した動画の反響や効果はいかがですか?

主にお客様へプレゼンに伺ったタイミングで見ていただいています。「十川ゴムさんはこんなこともやっていたのか!」という驚きや気付きを与えられるので当初の目的をしっかりと果たせていると思います。
また、完成時に経営層に対して行ったお披露目会でも好評でした。今回は「あまりスマートにしすぎない」がテーマでもあったため、デジタルな中にアナログな部分が見えるのが十川ゴムらしくて良かったと思います。

初めての動画制作ということでしたが、実際に携わっていただいていかがでしたか?

私自身は面白かったですね。動画に出演するのは初めてでしたしカメラで撮られるのは緊張しましたが、スタジオに足を運んでナレーション収録にも同席したりなど貴重な体験ができたと思っています。

貴社の今後の展望をお聞かせください。

2025年の5月に当社は100周年を迎えます。今回の動画制作にしても、コーポレートサイトサイトのリニューアルにしても、この100周年を見据えて行動してきた結果です。今後は次の50年100年に向けて、新たなアクションやチャレンジを行っていく形になりますので、その取り組みに合わせて動画をリニューアルしたり、新しく制作したりする必要も出てくると思います。作って終わりではなく、必要に応じて都度見直していきたいですね。

株式会社十川ゴム 様

今回は株式会社十川ゴム様の動画コンテンツ制作のきっかけや実際の運用方法、導入した効果などをお伺いしました。
貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。